「北海道らしい食文化」の創造を目指して

北海道のワイナリー(2023年10 月現在:64か所)

国内外から注目されるワイン産地として急成長中の北海道には、2023年10月現在で64か所のワイナリー(果実酒製造免許場)が稼働中です。

当法人が事務局を務める地理的表示「北海道」使用管理委員会で作成したホームページも併せてご参照いただければ幸いです。

 

道産ワイン懇談会加入ワイナリー(36社)

道産ワイン懇談会とは、北海道産ワインの技術向上と相互の交流を目的に、北海道内のワイン製造事業者を会員として1984年に発足した30年以上の歴史をもつ団体です。
ワイナリーのほかに、札幌国税局、北海道庁、道立食品加工研究センター等がオブザーバーとして参加しています。

歴代の会長を池田町長(十勝ワイン)が務め、「技術者の会」(醸造・栽培に関する技術研修)や「栽培部会」(新品種の試験導入・育成実験等)、「PR部会」(広報活動・行政機関等との各種連携事業)の活動を行い、毎年2月には一般消費者等を対象とした「北を拓く道産ワインの夕べ」を開催しています。NPO法人ワインクラスター北海道は、独立・中立の機関として事務局を担っています。
(道産ワイン懇談会の役員体制、事務局についてはこちらをクリックしてください)

池田町ブドウ・ブドウ酒研究所

ブランド名:十勝ワイン

住所 中川郡池田町字清見83
電話 015-572-2467

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「十勝ワイン」の歴史は山ぶどうから始まりました。「ブドウづくりからワインづくりへ」——日本で最初の自治体直営ワイナリーとして、全国の「一村一品運動」の先駆けとなりました。北国でつくられる十勝ワインの特徴は、酸味の効いた辛口のテーブルワイン。本格志向、品質重視、熟成によってさらに旨みを増していきます。「時間」という腕の良い職人が熟成を進める、「十勝ワイン」とはそういうワインです。

 

富良野市ぶどう果樹研究所

ブランド名:ふらのワイン

住所 富良野市清水山
電話 0167-22-3242

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「ふらのワイン」は北海道の中心、富良野市にある自治体が経営するワイナリーです。周辺は山々に囲まれ、内陸性気候のため、日中と朝晩の温度差が大きく、日照時間も多いことから、色付きの濃い、糖度の高いぶどうが収穫されます。そのぶどうから造られる「ふらのワイン」は、しっかりとした酸とボディー感のある味わいが特徴。富良野の気候風土が生み出す逸品、北海道内限定販売のワインです。

 

株式会社 はこだてわいん

ブランド名:はこだてわいん

住所 亀田郡七飯町字上藤城11
電話 0138-65-8115

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「はこだてわいん」は、お客様に喜んでいただけるワイン造りを目指し、「北海道らしい味わい、価値」を提案しています。冷涼な気候である北海道ならではのぶどう品種の特徴を活かし、白ワインはフレッシュフルーツのバラエティー豊かな香りとキレのある酸味、赤ワインは赤い果実の華やかな香りにこだわったワイン醸造に取り組んでいます。

 

北海道ワイン株式会社

ブランド名:おたるワイン、鶴沼ワイン

住所 小樽市朝里川温泉1丁目130
電話 0134-34-2181

2008-03-12 08.16.21

小樽市で1974年に創業した「北海道ワイン株式会社」は、「ワインづくりは農業」の理念のもとに、北海道内24市町の300軒以上のぶどう農家とともに高品質、低価格のワイン造りを目指しています。主要なブランドとして「おたる」シリーズ、「北海道」シリーズ、「鶴沼」シリーズがあり、その年に収穫されたばかりのぶどうを使用した新酒「おたる初しぼり」は、その季節ならではの味わいとして人気です。

 

日本清酒 余市葡萄酒醸造所

ブランド名:余市ワイン

住所 余市郡余市町黒川町1318
電話 0135-23-2184

2007-11-02 15.08.12

「余市ワイン」はオンリーワンの地ワインを貫く、世界で一つのオンリーワイン。自然への敬意と感謝を忘れず、風土に根ざしてこれからも香り高い醸造文化を発信し続けます。

 

札幌酒精 おとべワイナリー

※2021年10月1日 富岡ワイナリーより名称変更
ブランド名:乙部醸造ワイン

住所 爾志郡乙部町富岡251
電話 0139-62-3155

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1976年より30有余年の歴史を持つ「富岡ワイナリー」は、北海道南部地方ならではの気象特性を生かして栽培された、ヨーロッパ系のワイン専用品種のぶどうと山ぶどうを使ったワイン造りに取り組んでいます。ぶどうの各品種特性を活かし、テロワールを表現した爽やかな酸味が特徴です。

 

北海道中央葡萄酒  千歳ワイナリー

ブランド名:北ワイン

住所 千歳市高台1丁目7
電話 0123-27-2460

2006-06-24 13.42.04

「グレイスワイン千歳ワイナリー」は、本社(山梨県)に続く2番目のワイナリーとして1988年に創業し、北海道千歳市特産のハスカップ果実のワイン造りからスタートしました。その後、醸造専用品種でのワイン造りにも取り組み、「ケルナー1996」を初ヴィンテージとして出荷し、ピノ・ノワールも2004年に商品化しました。本社のある日本ワインの故郷山梨からの技術を取り入れ、北海道の風土を活かしたワインとなるよう試行錯誤を続けています。

 

(有)月浦ワイナリー

ブランド名:月浦ワイン

住所 虻田郡洞爺湖町泉71-4
電話 0142-73-2988

2007-11-05 09.47.00-2

「2008北海道洞爺湖サミット」の舞台となった洞爺湖町に拡がる自社農園で栽培したぶどうのみを厳選して用い、この地の風土を最大限に活かした、個性溢れるワイン造りをモットーとする小規模ワイナリーです。北の産地の小規模生産だからこそ表現出来る、高品質かつ独自性を持ち合わせた「顔」のあるワインを追求しています。

 

ばんけい峠のワイナリー

ブランド名:ばんけい峠のワイン

住所 札幌市中央区盤渓201-4
電話 011-618-0522

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札幌にある都市型の小さなワイナリーです。自然の恵みを最大限に活かすため、無添加で手づくりのワインを造っています。ぶどう畑を眺めにワイナリーにおいで下さい。

 

さっぽろ藤野ワイナリー

ブランド名:FUJINOシリーズ

住所 札幌市南区藤野3条1-2-10
電話 011-593-8700

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「さっぽろ藤野ワイナリー」は、自然豊かな札幌の藤野にて、丹精こめて育てたぶどうの持ち味を生かしてワイン造りを行っています。ぶどうの優しい味わいを保つため、ろ過は行わず、亜硫酸の使用も最小限にとどめています。自然に寄り添い育んだワインをお楽しみください。

 

株式会社 宝水ワイナリー

ブランド名:RICCA

住所 岩見沢市宝水町364-3
電話 0126-20-1810

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岩見沢市宝水町の「テロワールを溶かし込んだワイン」を目標に、豪雪地帯から生まれた「雪国ワイン」として、ワイン1本1本に人の温もりを感じる手工芸のワインを醸造しています。また、ワインの味には自畑ぶどう100%にこだわりをもち、「2007 雪の系譜」で得た評価を基本とし、品質の高い醸造を継承していくことをコンセプトとしています。

 

北海道自由ワイン株式会社

ワイナリー名:マオイ自由の丘ワイナリー(旧 マオイワイナリー)

住所 夕張郡長沼町加賀団体
電話 0123−88−3704

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長沼町のマオイの丘の中腹で、ぶどう栽培と醸造をしています。山ブドウ、山ソービニオンの醸造を特徴とし、力を入れています。

 

山崎ワイナリー

ブランド名:山崎ワイン

住所 三笠市達布791-22
電話 01267-4-4410

2007-04-30 05.29.00

この地で四代に渡り農作業に従事する家族が営むワイナリーです。地域農業・農村に基盤を置き、常に技術革新、農産物の高付加価値化、農家の自立を意識してきた結果としてワイナリー事業を設立。人々がワイナリーに集い、地域の素晴らしい自然や美味しい農産物や文化に触れ、農村生活を楽しみ交流を深めることで、地域とともにワイナリーから新しい農業文化を形成していきたいと考えています。今まで農産物の品質にこだわりを持ってきたように、ワインにおいても少量ながら質の高いワイン造りを目指しています。

 

株式会社 奥尻ワイナリー

ブランド名:OKUSHIRI

住所 奥尻郡奥尻町字湯浜300番地
電話 01397-3-1414

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「奥尻ブランド」を創りたい。そこで島の山ぶどうを原料にしたワインを作るため、山ぶどうを栽培し始めたのが1999年のことです。それと同時にワインを学び、考えの幅が広がり、世界に通用するワインをとワイン品種の栽培にも取り組み、ようやく2009年に「奥尻ワイン」が誕生しました。奥尻島という離島ならではの「透明感のある海を感じるワイン」という独特な個性をお楽しみいただけます。

 

八剣山ワイナリー

ブランド名:Kanonz

住所 札幌市南区砥山194−1
電話 011-596-3981

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八剣山ワイナリーは、風光明媚な名山「八剣山」の南山麓にあります。四季折々のすばらしい自然景観にマッチするおしゃれな醸造所建物やブドウ畑をまわる遊歩道を整備。ワイン造りとエコ環境を丸ごと体験できます。札幌都心から車で30分。定山渓温泉などの観光スポットにも近く、八剣山登山をはじめ、近隣の乗馬クラブやパークゴルフ場で、一日楽しく過ごせます。

 

ベリーベリーファーム&ワイナリー/ドメーヌ・イチ

ブランド名:オーガニックナイヤガラ等

住所 余市郡仁木町東町15丁目41番地
電話 0135-32-3090

(株)自然農園グループは、農業生産法人(有)自然農園の醸造部門として平成20年に
設立された、仁木町のワイン醸造会社(ベリーベリーファーム&ワイナリー仁木)です。
北海道は醸造用ワイン葡萄生産高日本一で、中でも余市・仁木エリアは気候と土壌条件
に恵まれ、近年多くのヴィン・ヤードとワイナリーが作られています。
ベリーベリーファーム&ワイナリー仁木は自社農園の有機JAS認定農産物を使い、
オーガニック醸造法を採用し「北海道発・日本初」のオーガニックワイン認定を取得
しました。
2020年には第2醸造所となる「ドメーヌ・イチ」も設立しています。

 

10Rワイナリー

ブランド名:上幌ワイン

住所 岩見沢市栗沢町上幌1123番地10
電話 0126-33-2770

10R(トアール)はカスタムクラッシュワイナリー(受託醸造所)です。
北海道産の葡萄だけを原料に、高品質のワイン造りを目指しています。

カスタムクラッシュは欧米では一般的ですが、日本ではまだなじみが薄いかもしれません。
地域のブドウ農家の皆さんが高品質のブドウを栽培し、
それを他所にはないワインへと創り上げていくお手伝いをすることを通じて、
ワイン産地としての北海道の潜在能力を最大限に引きだすことが私たちの目標です。

 

松原農園

ブランド名:松原農園ワイン

住所 磯谷郡蘭越町字上里151-8
電話 0136-57-5758

平成5年よりニセコ山麓、蘭越町の上里地区・森の中の開拓跡地に入植し、ワイン専用葡萄を用いた日本人に適したワインの一環生産を目指して、葡萄栽培を開始しました。

お得意様に出資を募り、「口コミ・ファウンディング」で2014年より自社工場を開始。原料からの一貫体制で今までと変わらぬワインを生産しています。

農楽蔵

ブランド名:ノラ・シリーズ、ノラポン・シリーズ、にごりスパークリングシリーズ、Nora-Kenシリーズ

住所 函館市元町31

函館山の麓、近現代の歴史が詰まった元町にあります。

農楽蔵と書いて「のらくら」と読みます。ワイナリーといえば、都市郊外や田舎の広大な敷地に建てるイメージがあるかもしれません。しかし私たちは、造るワインのスタイルを絞り込み、徹底的に設備をコンパクトにすることにより、「街なかワイナリー(※)」を実現しました。

 

仁木ヒルズ(仁木町)

住所 余市郡仁木町旭台148-1

NIKI Hills Villageがめざす夢は、ワインツーリズムの楽しさを、発信していくことです。
本来ワインは、ブドウの品種によって、醸造する場所によって、貯蔵する場所によっても、風味が違ってきます。本物の味に出会うことは、ワイナリー巡りの楽しみの一つです。
ワイナリーを巡る魅力は、そこにとどまることはありません。
見渡す限り続くブドウ畑を眺める楽しさ、鳥たちがさえずる大自然、やさしく肌にふれる風、個性豊かなワイン貯蔵庫、目を楽しませてくれるナチュラルガーデン、またワインに人生を賭けた男たちの話に耳を傾けながらの試飲、これがワイナリー巡りの醍醐味です。
NIKI Hillsヴィレッジでは、その真の魅力を多くの人たちに体験してもらえるよう、5つの要素を盛り込んだワイナリー建設と整備を進めています。
(工事スタート2015年5月/2018年7月プレオープン予定/2019年7月グランドオープン予定)

羊蹄グリーンサービス株式会社 ニセコワイナリー(ニセコ町)

住所 ニセコ町近藤194番地8

ニセコオーガニックスパークリングワインの原料となる醸造用ぶどうはすべて有機認証を取得した自社管理ヴィンヤードから提供します。醸造用ぶどうは、JAS有機の認証を受けた畑で栽培し、すべて無化学農薬・無化学肥料です。生育管理、収穫、JAS有機認定された作業スペースでの厳密な選別、JAS有機の格付け、有機農産物加工酒の認証を受けた醸造所でのワイン造り、すべて一貫して私たちで行っています。

オサワイナリー(小樽市)

住所 小樽市色内1-6-4

Be happy with wine ~幸せのワイン~
ワインのあるシーン、ワインをともに囲む食事を通じて、世界中の人々を幸せにすることを楽しもう。おいしいワインで乾杯、笑顔の人々を増やしていけますように。

ワイナリーYUMENOMORI(余市町)

住所 余市町豊丘町59番地3

香りと味
余市の自然の実りからの雫に
澄みきったワイン

子どもたちの夢大きく広げたい
そんな思いから生まれた新しいワインができました

2016年秋に収穫されたぶどうからの新酒
優しい口あたりと新鮮さが新しいワインです

多田農園(上富良野町)

住所 上富良野町東9線北18号
TEL 0167-45-5935  FAX 0167-45-6012

多田ワインは北海道のほぼ真ん中の位置、寒暖の差の大きい富良野盆地あります。
その大地で元気に、そして甘く育ったぶどうを、ひと粒ひと粒手作業で収穫してワインの原料にしています。

キャメルファーム(余市町)

住所 余市町登町1408番地

北緯43度、眼下に日本海を望み、三方を山に囲まれた余市町登地区は、南北に真っすぐ貫く登川が開いた谷状の地形で、ワイン用ぶどう栽培の適地として注目されています。

キャメルファームはこの土地で30年にわたりワイン用ぶどうの栽培を行い、その品質の良さで高い評価を受け続けてきた藤本農園よりその技術と知恵を受け継いでスタートしました。世界的にも類を見ないぶどうの木が雪の下で冬を越すこの冷涼な土地から、丁寧に土から作る私たちのワインを届けます。

登醸造(余市町

住所 余市町登町718番地

 

Vina de oro bodega(仁木町)

住所 余市郡仁木町旭台228-1

 

Domaine Raison(中富良野町)

住所 中富良野町東1線北4号

 

相澤ワイナリー(帯広市)

住所 帯広市以平町西9線21-1

 

森臥ワイナリー

名寄市弥生674番地

 

さっぽろワイン株式会社

札幌市手稲区新発寒5条1丁目6番1号

ボスアグリワイナリー

北見市端野町緋牛内793−3

めむろワイナリー(芽室町)

 

ドメーヌユイ(余市町)

 

(現在は道産ワイン懇談会未加入のワイナリー)

ドメーヌタカヒコ(余市町)

リタファーム&ワイナリー(余市町)

オチガビワイナリー(余市町)

平川ワイナリー(余市町)

タキザワワイナリー(三笠市)

ドメーヌ アツシスズキ(余市町)

Domaine Mont(余市町)

栗澤ワインズ(岩見沢市)

モンガク谷ワイナリー(余市町)

Infeeld winery(北見市)

ル・レーブワイナリー(仁木町)

ランセッカ(余市町)

 

2021年にはこのほか6か所が新たに免許を取得しております。

2022年には2か所が新たに免許を取得いたしました。

2023年は9か所が新たに免許を取得いたしました。

 

※道産ワイン懇談会の入会は年に1回(定期総会)の際に、入会希望と既存会員の推薦をいただいた上で、会員各社の承認を経て行われます。

(その他の果実酒(ワイン)免許場)

ノースカントリー(富良野市) ※輸入果汁のみを用いた体験工房

 

(参考:シードルのみ醸造する果実酒免許場)-

増毛フルーツワイナリー(増毛町)

深川振興公社 アップルランド山の駅おとえ(深川市)