「北海道らしい食文化」の創造を目指して

<2013年の設立から現在もこれからも、感謝と誠実を心に>

2013年4月1日  札幌市西区琴似に事務所を開設し、ワインクラスター北海道の業務を開始。当初は阿部代表1名での業務。「道産ワイン懇談会」のPR部会の業務、小樽商工会議所の「一次・二次産業連携プロジェクト ワーキンググループリーダー」や「道新文化センター小樽」の講師業務からスタート。当時は札幌のIT企業の役員を務めていた沼田副代表が週末や平日の勤務後にワインクラスターの業務を手伝う体制

2013年6月   北海道経済部ならびに後志総合振興局の公募事業を受託。第1期メンバーとして4名のプロフェッショナルを有期雇用できたことで、ワインと食に関する実績を積む。株式会社シィービーツアーズや北海道宝島旅行社にお世話になりながら、ワインツーリズムやモニターツアー等を実施

2013年6月   JR東日本の運行する「カシオペアクルーズ」にて函館~洞爺間の走行中の特撰ランチ(おたる政寿司)と道産ワインのコーディネートを担当

2013年11月   クラブツーリズムの実施する「SLニセコ号」を用いた貸切列車にて道産ワインと寿司(小樽日本橋)のコーディネートを担当

2014年6月   北海道経済部ならびに後志総合振興局の公募事業を受託。人材育成事業として第2期メンバーを迎え、後志地域での徹底的な現地訪問と、旅行業への進出に向けた人材育成を実施。小樽商工会議所で1年間にわたって検討してきた「しりべしアグリツーリズム」をシィービーツアーズにより企画・発売し、ワインクラスター北海道がコンシェルジュとして添乗ガイドを実施するモデルを試行。第2期メンバーを旅行業務取扱管理者の資格試験等に合格させる

2014年6月   JR東日本の運行する「カシオペアクルーズ」にて函館~洞爺間の走行中の特撰ランチ(函館五島軒)と道産ワインのコーディネートを担当

2014年11月   クラブツーリズムの実施する「SLニセコ号」を用いた貸切列車にて道産ワインと寿司(小樽日本橋)のコーディネートを担当

2015年1月   株式会社シィービーツアーズ(札幌)と旅行業者代理業の契約を締結。しかし、旅行業資格取得者の退職により営業行為を行うことは不可能となる

2015年4月   道産ワイン懇談会のPR部会としての活動可視化と、北海道におけるワインツーリズムの定着・定期運行を目的に事務所を札幌市西区琴似から北海道中央バス㈱小樽運河ターミナル内に移転。1階に「北海道・ワインセンター」をオープン。道産ワイン業界で30年以上の醸造経験を持つ園田稔を採用し、ワインセンターでのテイスティングセミナーをスタートする

2015年6月   北海道経済部公募事業2つを受託、道産ワインのプロモーション事業に加え、北海道で新たなワイナリーの起業を目指す人や若手技術者を教育する目的の「ワイン塾」の立ち上げを支援する

2015年10月  国内旅行業務取扱管理者試験に阿部が合格

2015年11月  JTB北海道の企画による「リゾート列車で行く小樽・ニセコのマリアージュ旅」に協力。全日本司厨士協会小樽支部と連携し、特製オードブルと道産ワインの提供を行う

2016年    空知総合振興局の主催による飲食店向けの「ワインと食のマッチングセミナー」を滝川市と岩見沢市で実施。余市町でも地元飲食店13店舗が参加する「ワイン&フードフェア」の開催と、その受け入れのための勉強会を全日本司厨士協会小樽支部の協力を得て実施。
6月から10月まで、空知・後志・余市方面を対象とした「ワインツーリズム」、「しりべしアグリツーリズム」を中核とした各種ツアーを毎週日曜日に運行し、従業員も拡充。また、余市町・仁木町のワインツーリズム推進事業を受託し、団体型モニターツアーや個人型ワインツーリズム実証実験の実施も含め、地域資源をフル活用したさまざまな展開を行う。
念願だったワインツーリズムの定着・定期運行に向けて、ワインと食と観光、それぞれの経験や資格とネットワークを活かし、多くの関係者と連携した取り組みを拡大させている

2017年    1月17日に、北海道庁が主催する「北海道 食とワインの夕べ」を受託運営。ワイン業界やメディア関係者、国会議員等をはじめとする215名の招待客に、25社のワイナリーと連携したワインブースを展開。北海道の歴史に残るイベントを成功させる。
1月18日に、北海道運輸局が主催する海外インバウンド向け「SNOW TRAVEL EXPO」にて5年連続で北海道産ワインブースを展開。
1月24日に、小樽観光協会と地元の飲食店で地元のお酒の提供拡大を目指すセミナーを開催。小樽ビール、田中酒造、北海道ワインが協力。
1月より北海道新聞(小樽後志版)「えぞふじ」コラムの執筆者の1名として阿部が選ばれ、執筆を開始。
3月よりアメリカ オレゴン州への研修旅行でワインツーリズムとペアリングについて視察。
6月に後志観光連盟より阿部が「Shiribeshi 酒 アンバサダー」に任命。酒と肴のペアリングと観光モデルルート開発に従事。
10月~11月 北海道経済部の委託事業により、ヒルトンニセコビレッジおよびウインザーホテル洞爺にてワインと食のマッチング商談会を実施。
2018年 

1月25日 北海道庁からの受託事業として「北海道 食とワインの夕べ」を東京赤坂のWakiya臥竜居で実施。
2月2日 滝川市で新たなワイン会のゲストソムリエを務める。
2月3日から12日まで開催された「余市仁木ワイン&フードフェア」が参加店舗や参加者の大好評をいただき終了。
2月15日 「道産ワインの夕べ」と連動させた北海道庁主催の飲食店セミナーを実施。
2月28日 北海道運輸局が主催する海外インバウンド向け「SNOW TRAVEL EXPO」にて6年連続で北海道産ワインブースを展開。
4月18日 FMおたるにて新番組「ワインだより北海道」がスタート。阿部が北海道のワインやワイナリーを紹介するラジオ放送。インターネット放送もあり世界中で聴講可能。
4月24日 「全道市議会議長会」定期総会研修会にて全道35市の市議会議長と副議長、事務局長を対象に「ワインクラスターによる地域活性の取り組み」の講演。
4月28日 小樽観光協会のWebサイトに阿部のコラムが掲載開始。
5月31日 「道産ワイン懇談会」事務局を担うことが決定。
6月4日 「2018年度 北海道ワインアカデミー」を有限会社鶴沼ワイナリー、北海道ワイン株式会社、NPO法人ワインクラスター北海道の3社のコンソーシアムで受託運営することが決定。
11月   タイ・バンコクにおける「北海道 食とワインの夕べ」にワインブースを出展
12月5日   農林水産省北海道農政事務所の主催による「北海道産ワインと地域農業の振興を考えるセミナー」にて、阿部代表が講師、コーディネーターを務める

2019年 

1月16日 東京セルリアンタワー東急ホテルにおける「北海道 食とワインの夕べ」にワインブースを出展(その前日、翌日にワインセミナー等を実施)
1月19日 NPO会員をご招待しての「1999ヴィンテージを楽しむ会」を開催
1月31日 シンガポールにおける「北海道 食とワインの夕べ」にワインブースを出展

2019 年度

令和 1 年度 北海道経済部 道産ワイン品質強化事業委託業務
令和 1 年度 北海道経済部 道産ワインブランド力向上事業委託業務
ライラックワインガーデン ソムリエチーム運営業務
仁木町ワインツーリズム事業 ナビゲート業務
北海道自由ウイスキー製造コンサルティング業務
小樽市雇用創造協議会アドバイザー業務
「北海道食とワイン」海外プロモーション業務(シンガポール、ロンドン)
各種講演(北農会、土地改良設計技術協会、札幌国税局、釧路小売酒販組合、室蘭間税会、 小樽間税会、「知産志食」食育授業、受託事業に伴うセミナー、G20 対応など延べ 59 回 過去最多)

2020 年度

新型コロナウイルス対策のため本部オフィスを増設、北海道・ワインセンターとの 2 事業所体制とする
道新文化センター小樽「みんなで楽しむワイン教室」をオンライン化
令和 2 年度 北海道経済部 道産ワイン品質強化事業委託業務
令和 2 年度 北海道経済部 道産ワインブランド力向上事業委託業務
小樽市雇用創造協議会アドバイザー業務
国税庁 日本産酒類のブランド力強化事業にGI北海道使用管理委員会の提案が採択
農林水産省 第 4 回 食育活動表彰に「知産志食 食育授業」の取組みが選定
北海道経済連合会 常任理事会での「北海道のワイン 現状と課題」をテーマに講演
『北海道のワイナリー』出版
北海道新聞社コラム、北海道保険医新聞コラムなど執筆依頼が増加
ワイナリーや飲食事業に関する設立相談ならびに経営コンサルティング事業を開始

2021年度

小樽ワインスクウェア構想を発表し、発起人会を経て2022年3月24日に推進協議会を設立
道新文化センター小樽に「金曜夜のワイン教室」を新設
令和3年度 北海道経済部「道産ワインブランド力向上事業」
令和3年度 北海道経済部「道産ワイン品質強化研修事業」
コンサルティング事業において複数の民間企業等の事業アドバイザー、専門家登録を拝命

2022年度

道産ワイン懇談会事務局委託業務
地理的表示「北海道」使用管理員会事務局委託業務
令和4年度 北海道経済部 道産ワイン品質強化事業委託業務
令和4年度 北海道経済部 道産ワインブランド力向上事業委託業務
令和4年度 北海道経済部 北海道ワインサステイナビリティ推進事業委託業務
令和4年度 北海道十勝総合振興局 十勝産ワインと食とのペアリングメニュー開発事業に係る委託業務

2022年秋に『北海道のワイナリー』(2020年 北海道新聞社)の増補改訂版となる『北海道のワイナリー50 つくり手たちを訪ねて』が発売されました

道新文化センターの講座(金曜夜のワイン教室、みんなで楽しむワイン教室)に加えて2023年1月より当法人直営による「ワインエキスパート養成講座」を開設しています

2023年3月21日に「NPO法人ワインクラスター北海道より設立10周年の感謝をお伝えする会」を小樽市(政寿司)にて開催いたしました。

 

2023(令和5)年度

※年度末に概要、実績を記載いたします

 

<2013年以前のこと ~当法人の設立まで~>

2009年2月   北海道開発局の呼びかけにより「北海道ワインツーリズム」推進協議会が結成。
会長に作家・エッセイストの千石涼太郎氏、副会長に札幌100マイル編集長の小山内美香氏、事務局長に当時は北海道ワイン株式会社総合企画室係長でシニアソムリエの阿部眞久が就任。株式会社シィービーツアーズの協力により、モニターツアー等の試みが始まる
また、この年より「ワインツーリズムやまなし」を表敬訪問。代表や県職員との交流が始まり、登録商標である「ワインツーリズム」の使用許可をいただく

2010年4月   北海道ワイン株式会社より小樽商科大学 大学院ビジネススクール(OBS)へ阿部眞久が組織推薦で入学。李濟民教授の指導を中心に、OBS7期生として在学中より北海道のワインと食、観光に関するさまざまなビジネスプラン策定や研究を修了まで手掛ける

2012年5月   嶌村彰禧社長、嶌村公宏副社長(当時)の理解のもと、阿部がOBS在学中に瀬戸篤教授のゼミで研究を続けた『北海道ワインの発展戦略』の実現に向けた活動を開始し、李濟民教授およびOBS同期生の沼田、津川がワインクラスター北海道の設立構想に加わる(NPO法人の設立趣意書作成をはじめとする申請準備、それに伴う「北海道ワインツーリズム」推進協議会の発展的解消等)

2013年1月30日 北海道知事よりNPO法人の設立認可

2013年2月7日  法人登記を完了(3月末までは設立未開業)
2月下旬には北海道内のワイン製造事業社および行政機関等で構成している「道産ワイン懇談会」に嶌村副社長より阿部の独立起業が報告され、道産ワイン懇談会に「PR部会」の新設の提案と担当に推薦をしていただく

2013年3月31日 阿部が満13年お世話になった北海道ワイン株式会社を円満退職し、日本では新しい形態のソーシャルベンチャーであるワインクラスター北海道の事業に専任(「創造への挑戦」を座右の銘)

~ここまでの軌跡は『愛しのはんかくさい人物語 』にも掲載されています