「北海道らしい食文化」の創造を目指して

この度、道新文化センター小樽の人気講座でありました「みんなで楽しむワイン教室」が、8か月間の休講を経て新型コロナウイルス感染防止対策を徹底した上で「+α」へと進化して2020年10月期より開講されることとなりました!

従来の講座「みんなで楽しむワイン教室」はこれまで、毎月第3土曜日の開講としてきましたが、「みんなで楽しむワイン教室+α(アルファ)」を「毎月第2土曜日」に開設させていただきます。

ソーシャルディスタンス確保のために定員を縮小し、既存の受講生のみなさまを優先し、受講の有無を確認の後に新規受講生の受付をさせていただきました。誠に恐縮ではございますが定員に達しましたので、今期の新規受講生の申込みはありません。

尚、10月~翌年3月までは北海道のワインをテーマに、教本として『北海道のワイナリー』を用いた、テイスティングと座学中心の講座となりますが、さまざまな工夫を施して受講生のみなさまに喜ばれる、実際にワイナリーに行ってみたくなる内容を目指しますので、どうぞよろしくお願いいたします。

尚、来年4月以降につきましては、海外のワインも取り入れるか、40以上もある北海道のワインをひとつづつテーマにしていくかなどを半年間のあいだで受講生の意見もお聞きしながら考えていきたいと思います。

 

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<参考:かつての講座はこんな感じでした>

「みんなで楽しむワイン教室」(毎月第3土曜日に開講ですが、新型コロナウイルスの影響により2020年2月の講義以降は休講の状態が続いております)

おかげさまで人気の講座となっており、定員を拡大してもいっぱいの状況が続いております。

 

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毎月第3土曜日(2020年8月は第5週となります)の13時~14時30分。小樽駅から徒歩5分の「道新文化センター小樽 B教室」が会場です。ワインクラスター北海道の設立とともに常設講座として開講して7年目となりますが、ワインや食、文化や教養に関心のある受講生が多く、ほぼ全員が女性という特徴があります。
毎月の講義ではテーマに合わせて選んだ4種類のワインとオードブルが楽しめます。90分の講義のなかで飲み比べて解説を聞き、オードブルと合わせてみることで、テイスティング能力や表現方法が身につき、料理とワインのペアリングについても理論と体験をしっかりと覚えることが出来ます。

 

どんな講座? 講師は? 雰囲気は?

資格の取得を目的とする講座ではありません。おいしいワインの選び方、ワインのおいしい楽しみ方など、知識よりも体験と応用力を目的とした「とにかくわかりやすくてワインがおいしい、そして雰囲気のいい講座」として好評です。
阿部代表の講義の進め方は教養と経験、感性に満ちたものと高く評価をされており、受講生のワインの楽しみ方や消費の向上につながっているようです。

阿部は子供の頃から気になったことは追求し、実験してみて体験しないと気が済まない性格。漢方薬や鉄道などの「マニア」という少年時代を宮城県仙台市にて過ごしました。
1997年に受験資格最年少でソムリエ資格を取得してから21年。北海道が世界最高のワイン産地になると確信し、2000年から13年間にわたり北海道のワイナリーで勤務するなかで醸造や栽培について現場や海外で教えてもらい、2005年に最年少で「シニアソムリエ」(一般のソムリエの上級資格 試験では最高位)の資格を取得しました。
この広い「ワイン」と「北海道」への追求心は尽きることなく続いています。

2006年から小樽商科大学・大学院にて、「ワインクラスター北海道の設立」を目指して法律とマーケティングを中心に学び、2013年に独立起業したときから本講座がスタート。道内ワイナリー各社との連携を筆頭にさまざまな実績を積み上げてきました。近年は海外でのプロモーションやワイン産地の訪問経験も豊富です。
このような背景もあって話題や感性が豊か。阿部の考えるユニークで体系的なカリキュラムとワインのセレクトの秀逸さ、講義の内容や理解を促す工夫と実際にワイナリーで使用される機器やデータなどの教材は他にないものとなっています。

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アシスタントをつとめる沼田とも1か月前から事前のテイスティングとペアリングの検討を行い、ときに「準備に時間をかけすぎ!」と怒られながら、阿部が直前ぎりぎりまで作成する入魂のレジュメはわかりやすく、理解や記憶につながるようにいろいろと工夫がされています。
さらに、技術的な面では阿部がワイナリーに勤めていたときの経験に加え、ワインクラスター北海道には、道内ワイナリーで30年にわたり醸造責任者を務めていた園田がいます。こうしてあらゆる角度で講義の検証をしながら準備をしています。

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女性に人気の理由① 女性アシスタントが面白い

また、講義ではアシスタントを務める沼田副代表も大活躍。ITや会計に強く、普段はワインクラスター北海道の実務をしっかりとこなしていますが、本講座では「プロであり、自分に抜群の自信を持っている阿部」の鼻をへし折るようなコメントや裏話が笑いを誘います。
2019年12月には突如として「唎酒師」の資格を取得して周囲を驚かせましたが、「おいしいもの」と「楽しむこと」への関心が高く、職人的な阿部と対照的な性格が講座の雰囲気を明るく楽しいものにしています。後述する「沼田クッキング」でも手軽にワインに合うおいしいものをつくります。
受講生が女性中心ということもありますし、沼田がフレンドリーで受講生のみなさまと仲良しなのも本講座の大切な特徴。ユーモアとホスピタリティに満ちた講座だと喜ばれています。

女性に人気の理由② 女性の受講生が多く、ひとりでも安心

この講座はとにかく受講生が女性中心でひとりでも受講しやすいのも特徴です。(2019年12月現在21人中17人が女性)
講師を務める阿部は女性に喜んでもらいたいという意識が強く、蘊蓄よりもワインを楽しく飲むことにこだわります。
このワイン講座は「受講生同士の会話歓迎!」、「写真撮りやSNS投稿も楽しんでね!」というスタンス。そのためにも席は毎回くじ引きで決めています。どのテーブルに座るか、誰と一緒になるかが毎回変わりますのでひとりで参加しても楽しめますし、会話や一体感が出やすいような構成を心掛けています。
新しく受講される方についても、講義前に全員に紹介して溶け込みやすいようにしていますのでご安心ください。

女性に人気の理由③ 教室以外でのミニパーティーなども開催

上記のように毎月の講義で自然と受講生同士の会話や交流ができる雰囲気も本講座の特徴ですが、毎年3月の講義終了後には「交流会」としてミニパーティーを実施しています。こちらは会費制で参加は任意。翌年度(4月~)からの受講生にも参加を呼び掛けて、継続受講生との交流や雰囲気をつかんでもらっています。

このほか、ワインイベントのご案内などの情報提供をしていますので、仲良くなった受講生同士でイベントで一緒に行ったり、講座の後に軽く飲みに行ったりすることも多いようですよ。道新文化センター 交流パーティー2019

ワイン以外の学びはあるの?

ここが本講座の最大の特徴かも知れません。阿部は「ワインは食とともに楽しむ」ことにこだわり、本講座ではそのワインに合う食の提案を大事にしています。

ワインの色や香り、味わい、温度、価格帯と地域性、ストーリーなどを総合的に考えて、どんなシチュエーションやコースのなかで何番目に飲むべきかなど、具体的なシーンまで言及します。阿部は「ワインと食のペアリング」について執筆等で依頼されることが多いこともあるのですが、日本人でそこまで食とワインの組み合わせを考えている人はいないだろうというほど、寝ても覚めても食とワインのペアリングのことを考え続けているのです。(笑)

えぞふじ第13回 写真入り

え! ペアリングの体験もあるんですか?

もちろん!
講義ごとのテーマにあわせてシェフと打ち合わせてつくってもらう「オステリア・イル・ぴあっとヌォーボ」のオードブルに加えて、本年度からは沼田副代表による3分クッキングもスタート。
「ソーヴィニヨンブランと山ウドのソテー」や「リースリングと塩水うにのカナッペ」など、身近にある素材で簡単な調理で、驚くようなペアリングを体験していただけるようになりました。
これが面白いのです!
目からウロコの発送や組み合わせも、きちんとした理論や経験に裏打ちされて阿部と沼田で真剣に考えて試作も行います。斬新なアイディアとアンテナを巡らせ、グローバルな知識と経験に、ローカルを組み合わせるワインクラスター北海道らしい演出です。

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どんなワインが飲めるの?

ワインはテーマごとに4種類をご用意しています。「講座だからできること」を考え、比較的高価なワインを入れることと、1種類のうち1種類は北海道または日本のワインを入れるようにしています。
4種類のセレクト、飲む順番や温度なども考えつくしてあり、違いや価値、特徴を余すことなく自らの五感で知ることができます。このセレクトそのものが講座の高いクオリティに結びついており、受講生の理解や学びの深さ、満足度は群を抜くものと捉えています。

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小樽教室でしかやらないの?

受講料と教材費をあわせて、1回あたり4,300円ほどになる講座ですが、この講座のクオリティの高さは道新文化センター本社にも知れ渡っています。そこから「札幌で開講してほしい」とのオファーもありますが当面は講座準備に目の行き届く小樽のみでやりたいと考えています。
また、阿部自身の行動原理のひとつに、地域に人を呼び込むことがワインの大切な役割と考えていることがあります。札幌から小樽まで快速電車で30分ほどですが、その前後の食事や観光などの楽しみと併せて、このワイン講座に札幌、後志管内各地、そして東京からも受講生が来てくださっています。
ぜひ、この機会にあなたもご参加ください!

いいね! 詳細や申し込み方法は?

詳細はブログでもご紹介しております。講師の阿部の関心や人柄などもブログでご覧いただけますので、よろしければぜひご参照ください!
https://ameblo.jp/winecluster001/entry-12447510825.html

曜日・時間 第3土曜 13:00~14:30
受講料金ほか ■受講料金
10月~12月(3回)6,804円
1月~3月(3回)6,804円
■教材費
1回2,000円(3回分前納)※教室で講師にお支払い

※「受講料金ほか」欄に教材費金額の記載のないものは講座参加時に教室で講師へ教材費をお支払ください。

備考 ■最少開講人数/6人
■定員/22人
※継続可能、通年通して学べる講座です。
お問い合わせ・お申し込み
小樽道新文化センター
小樽市稲穂2丁目8番4号 北海道新聞小樽支社
TEL: (0134)23-1700
●窓口営業時間/ 平日/9:30~18:30 土曜/9:30~17:30 日曜/日曜・祝日休み