「北海道らしい食文化」の創造を目指して

NPO法人ワインクラスター北海道では、阿部代表が小樽商科大学の「地域学」において講師を務めました。

「観光」について90分の講義を担当し、食と観光の連携やニューツーリズムをテーマに、
自らが関わってきた「ワインツーリズム」や「しりべしアグリツーリズム」の事例紹介も行いました。

それは同時に後志の有している地域資源の「強み」や「機会」を分析しながら、
実際の事業にどのように活かしているかの事例をみせることでもあり、
阿部自身が小樽のワイナリーで働きながら小樽商大の学部と大学院で学び、
小樽・後志を拠点に起業してから周囲に助けられてきたことへの恩返しの気持ちで挑みました。

当日は160名ほどの学生が受講し、熱意ある質問や講義後の挨拶もいただき、
提出された多量の事後レポートからは観光の知識や見聞を広げたことについてはもちろん、
学生自身の人生の学びや地域に対する理解、そしてプロの意識について勉強になったことがわかりました。

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